薔薇の花言葉 色々
薔薇は、古くから「愛」と「美」の象徴で、クレオパトラが若々しさと香りを保つため、薔薇の花びらを浮かべたお風呂に入っていたのは有名な話。また中世のヨーロッパでは薔薇は「聖なる愛と優美さ」を、白い薔薇は聖母マリアの「純潔と神秘」を表していた様です。
文学や詩では、薔薇は女性にたとえられ作者の心を表す対象として語られることがあります。サン=テグジュペリの童話『星の王子さま』では、プライドの高い女王様気質の赤い薔薇がでてきますが、実は作者の奥さんを表しているとも言われています。王子さまは旅の最中、この薔薇を想い出してどんなに大事だったか気がつくのです。ドイツの詩人ゲーテが歌詞をつけたシューべルトの「野ばら」では、少年が綺麗な赤い野薔薇を見付け、嫌がる花を手折ってしまう描写があります。これはゲーテが体験した恋人との別れ話をたとえているという見方もあるようです。
薔薇の花言葉は色や本数によって変わって来るようで、少し調べてまとめてみました。
☆本数でみる薔薇の花言葉
1本 「一目ぼれ」「あなたしかいない」
2本 「この世界は二人だけ」
3本 「愛しています」「告白」
4本 「死ぬまで気持ちは変わりません」
5本 「あなたに出会えた事の心からの喜び」
6本 「あなたに夢中」「お互いに敬い、愛し、分かち合いましょう」
7本 「ひそかな愛」
8本 「あなたの思いやり、励ましに感謝します」
9本 「いつもあなたを想っています」「いつも一緒にいてください」
10本「あなたは全てが完璧」
11本「最愛」
12本「私と付き合ってください」
13本「永遠の友情」
21本「あなただけに尽くします」
24本「一日中思っています」
50本「恒久」
99本「永遠の愛、ずっと好きだった」
100本「100%の愛」
101本「これ以上ないほど愛しています」
108本「結婚して下さい」
365本「あなたが毎日恋しい」
999本「何度生まれ変わってもあなたを愛する」
☆色でみる薔薇の花言葉
赤色 「あなたを愛してます」「愛情」「美」「情熱」「熱烈な恋」「美貌」
白色 「純潔」「私はあなたにふさわしい」「深い尊敬」「純潔」「清純」
ピンク色 「しとやか」「上品」「可愛い人」「美しい少女」「愛の誓い」
青色 「夢かなう」「奇跡」「神の祝福」
黄色 「友情」「平和」「愛の告白」
オレンジ色 「無邪気」「魅惑」「絆」「信頼」
緑色 「穏やか」「希望を持ち得る」
紫色 「誇り」「気品」「尊敬」
緋色 「灼熱の恋」
濃紅色 「内気」「恥ずかしさ」
紅色 「死ぬほど恋焦がれています」
虹色 「無限の可能性」
絞り模様の薔薇 「満足」
ドット柄の薔薇 「君を忘れない」
☆状態でみる薔薇の花言葉
満開の薔薇 「私は人妻」
白い枯れた薔薇 「生涯を誓う」
トゲのないバラ 「誠意、友情」
☆組み合わせでみる薔薇の花言葉
薔薇の組み合わせでも花言葉が変わってしまうらしい…
赤い薔薇の中に白い薔薇 「打ち解けて仲が良い」「温かい心」
黄色の薔薇の中に赤い薔薇 「あなたがどんな不実でも」
薔薇のつぼみ3本と開花した薔薇1本 「あのことは永遠に秘密」
薔薇のつぼみ1本と開花した薔薇2本 「あのことは当分の間秘密」
大切な人へ贈るにはNGな薔薇もあるようです。
☆本数
15本「ごめんなさい」
☆色
黄色 「愛情の薄らぎ」「嫉妬」
黒赤色 「死ぬまで憎みます」「憎悪」「恨み」
赤に白班のバラ 「戦争」「争い」
☆部位
トゲ 「不幸中の幸い」
枝 「あなたの不快さが私を悩ませる」
☆状態
赤いしおれた薔薇 「はかない」
白いしおれた薔薇 「束の間の印象」
送る相手を考えると…
☆恋人へ
愛する人にはやっぱり赤色の薔薇 いわゆる「テッパン」!ただし、13本だと「友情」の意味になってしまうので注意。 プロポーズに贈るなら108本がベストですね!
☆女友達へ
ピンク色の薔薇 「可愛い人」という意味が込められたピンク色。 見た目もキュートなピンク色は、女友達に喜ばれそう
☆男友達へ
オレンジ色の薔薇 男性への「信頼」を表すオレンジ色。 男友達に薔薇を贈る機会はレアかもしれませんが、花言葉の意味 を知ったらきっと感動を誘います…!
でもちょっとキモイかも…!
☆父親へ
父の日の定番にもなっている黄色の薔薇。 「平和」など安定の意味の他、ネガティブな意味も併せ持つ色 なので、贈る相手には注意が必要です!
☆母親へ
「気品」や「尊敬」といった意味を持つ紫色は母の日には良いと思います。 年上の女性に贈りたい色ですよね
☆婚約した人・結婚した人へ
白色の薔薇 見た目にも花言葉的にも「ザ・ピュア」結婚など、おめでたい席にはぴったりの色です。
☆卒業する人・退社する人へ
青色の薔薇 これからの未来を応援したい! そういう相手には、青色の薔薇を贈りましょう。 おしゃれなイメージを持つ青い薔薇は、男女問わず 喜ばれること間違いなし!
相手に似合う花や自分の好きな花を贈るのも素敵ですが、 せっかくなら花言葉も意識しても良いのでは。 もらった花言葉の意味を知った時、相手により大きな感動を 味わってもらえると思います。
余談…
花言葉を書いたメッセージカードを添えるとストレートに伝わります。
ちょっと直接書くのは恥ずかしい("^ω^)・・・ そんな人は英語にしてみては…
薔薇101本を贈るなら… 「It's being loved so that I don't have that any more.」 (これ以上ないほど愛しています)等々
最近日本では花を贈る機会が増えたと思いますが、好意を持った人に贈るには、まだまだ一般化されていない様なので、キザにならない様に素直な気持ちで自然な形で送ると良いと思います。それが出来るイケメンになって下さいw