ほうれん草の胡麻和え

　毎日４時過ぎから夕飯の支度を始める、悪妻殿が帰って来るまでに作ってしまい為だ。

　そろそろ始めようと米を研ぎかけた時いつもは５時半から６時過ぎに帰って来るのが何故か４時過ぎに帰って来た、又何かを企んでいるのだろうと思いきやほうれん草の胡麻和えを買ってきたという。

　昨日コンニャクの炒り煮を作ったにもかかわらず同じような味付けの物を買ってくるとは昨日のコンニャクの味が気に入らなかったのだろう。

　そのほうれん草の胡麻和えを味見してみたところやはり濃くて甘～い、でも自分の手間が一つ省けると良い方に取っておこう。

　最近、生めんの焼きそば・パスタ・等々のレトルトやインスタントの物を良く買ってくる、今日はその焼きそばを作ってみた、袋の裏に作り方が記載されていたのでそのままアレンジせずに作った。でも焼きそば麺を買ってきて作るのと同じ工程でキャベツや他の具材を用意し炒め麺を加えて味付けする、違うのは粉末の味付けする粉が付いている事だ、と言うことは自分が作る焼きそばの味がお気に召さないと言う事だと思われる、あの粉末の味がお好みなのでしょう。

　その焼きそばを一口食べて言った言葉ですべてが判った、その言葉が「カレー味にしたの？」だ、自分も食べたがカレー味は全くしない、そう彼女は味音痴なんだと・・・

　明日から味には気を使わなくて済むと良い方に考えよう、でもまた食欲が落ちそうだ・・・