tomshannon’s diary

69歳の爺です、ストレス解消に素直に記したいと・・・

神と仏

 昨夜は何か解らない夢をみた・・・みすぼらしい男が二人、ブツブツ言って自分の前まで来たと思えばフッと消えてしまった。

 なんだ??? その時、あの二人が何を言っていたのか全く分からなかったが「神と仏」にしようと思い「そうしよう」と呟いたとたんに目が覚めたwww

 

 今更ながら「神と仏」?

・・・日本ならではの融合・・・

 現在、日本では結婚などの慶事には神式で、葬式などの時は仏式で神道と仏式が共存しています。

 神道は太古から日本固有の神への信仰に由来するのですが、仏教は大陸から伝来した宗教です。

 また神道は神話に登場してくる神々のように、地縁・血縁などで結ばれた共同体を守る事を目的としているのに対して、仏教はおもに個人の安心立命や魂の救済、国家鎮魂などを求めている。

 

 仏教は西暦五三八年に伝来したといわれ、豪族たちを中心に少しずつ広まり、聖徳太子以降、国家に守られる形で急速に浸透していきます。

 そんな中でも、日本古来の神への信仰は廃れることなく、仏教と共存していきました。

 奈良時代以降は、神仏は本来同じものとする「神仏習合」や、神は仏が仮に形を変えてこの世に現れたものとする「本児垂迹説(ほんじすいじゃくせつ)」など、融合をはかる思想が生まれていきます。

 平安時代には、国家鎮護が主だった仏教がしだいに庶民にも根付きはじめ、神も仏も尊ぶ日本ならではの信仰が形成されていきました。

 明治時代にはいると政府の「神仏分離令」で、この神仏混淆の思想は禁止されますが、今もなお神への信仰と仏教が融合した習俗は多く残っています。

 お彼岸やお盆はもともと仏教の行事ですが、そこに日本古来の祖先神への信仰が結びついて生まれた習俗です。

 こうして風習やしきたりを調べていると、大陸から来たものが多いですね。

      

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