恵方巻の次は稲荷寿司 「初午」
たまたま夢で狐様が踊っていたので、昔話風に綴ったのを昨日UPしました。その流れです。
今更ながら「初午(はつうま)」って?
「初午」という行事があります、初午とは、2月最初の「午(うま)の日」のことで、2020年は、2月9日が初午の日です。この日は、全国的にさまざまなお祭りが行われます。
もともとは和銅4年(711)2月の初午の日に、京都の伏見稲荷大社に稲荷大神が降臨したのを祀ったのが最初といわれ、その後、縁日として稲荷大神を祭る祭事が行われるようになったそうです。
初午に食べるとよいとされているのが「初午いなり」です。これは、稲荷神の使いであったキツネの好物が、油揚げだったことが由来となっています。
多くの稲荷神社では、油揚げを奉納しており、初午の日にも、油揚げや、油揚げを使った「稲荷寿司」をお供えします。
その稲荷寿司を初午の日に食べることで、稲荷神のご利益に授かることができると考えられているのです。
稲荷神社の「稲荷」とは「いね・なり」からきているといわれ、、もともとは五穀豊穣の神を祀る神社でしたが、広く信仰されるようになり、都会では商売、漁村では豊漁の守護神として、今でも多くの信仰を集めているようです。