かぐや姫の嘆き
父 「かぐや姫よ そちが育った星が大変な事になっているぞ」
姫 「はい 心配しております」
父 「大和の民が優れていると思い そちを大和の国で育てたのだが
こんな状況になってもまだ海外旅行をする人がいるというではないか」
姫 「そのようです・・・」
父 「その上 ツアーもまだ募集しているサイトも有るというぞ」
姫 「はい そのようです 嘆かわしい・・・」
父 「なんと愚かな人もいるものだ」
姫 「人は欲望を抑えきれない生き物かも知れません・・・」
父 「そうだな 物が無いと言っては群がって
買いあさりする姿も醜いものだ」
姫 「すみません・・・」
父 「そちが謝る事ではないぞ」
姫 「人は自分自身に自信が持てない様で
『右へ倣へ』でパニックになるのでしょう」
父 「ふむ・・・」
父 「この期に及んでも お互いに批判し合い
差別をする馬鹿者もいるぞ」
姫 「はい疲れて来て 人を非難し 差別する事で
不安から逃れようとしているのでしょう」
父 「そうじゃの~ あの大きな地震が起こった時もそうだった」
姫 「そうでした 非難をし 差別する事を正当化し
不安を和らげる習性をもつ生き物なんですね」
父 「コロナ疲れからか 理解できない犯罪が起きて来ている様だ
一日も早い終息を願うばかりだなぁ・・・」
(・・・武漢で・・・・・・・)