tomshannon’s diary

69歳の爺です、ストレス解消に素直に記したいと・・・

月とうさぎ

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このお話は、ご存知の方も多いことと思います。

元々というのが かなりあいまいなお話のようなのですね。

それでググってみました。

いわゆる民間伝承だと思いますが、インドの昔話だとか、行者様ではなくてお釈迦様だ、いやいや あれはキリスト様なのだとかいろいろな説があるようです。

 インドの『ジャータカ』などの仏教説話にあり、それが日本に伝わり『今昔物語集』などにも収録されているようです。

 その中で一番簡潔に記されていたのがWikipediaでした。

 

「猿、狐、兎の3匹が、山の中で力尽きて倒れているみすぼらしい老人に出逢った。

3匹は老人を助けようと考えた。猿は木の実を集め、狐は川から魚を捕り、それぞれ老人に食料として与えた。

しかし兎だけは、どんなに苦労しても何も採ってくることができなかった。

自分の非力さを嘆いた兎は、何とか老人を助けたいと考えた挙句、猿と狐に頼んで火を焚いてもらい、自らの身を食料として捧げるべく、火の中へ飛び込んだ。

その姿を見た老人は、帝釈天としての正体を現し、兎の捨て身の慈悲行を後世まで伝えるため、兎を月へと昇らせた。

月に見える兎の姿の周囲に煙状の影が見えるのは、兎が自らの身を焼いた際の煙だという。」

 

旧暦の8月15日の「十五夜」が中秋の名月で、今年は9月13日(金)です。

 

   こんな話を思い出しながら月を愛でるのも一興かと・・・