tomshannon’s diary

69歳の爺です、ストレス解消に素直に記したいと・・・

花言葉の起源と由来

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 17世紀頃のトルコが発祥だと言われています。「それぞれの花には神様からのメッセージが込められている」と考えられていて、恋人への贈り物として「花に思いを託して恋人に贈る風習」があったそうです。ラブレターな様なものですね。

これが、ヨーロッパ中に広がり、各国でその花のイメージからその国のオリジナルな花言葉が出来たようです。

  イギリスのイスタンブール大使夫人だった、メアリー・W・モンタギュー夫人がそんなトルコの人たちの風習を花言葉の文化として、イギリスで一冊の本を出版したのが、一番の始まりだと言われています。その本が後にヨーロッパおよびアジア・アフリカまで伝えられたそうです。

 仏国では、上流階級の間で好意を寄せる人への思いや悪口・批判などを、花や植物に例えて詩にする文化が流行し、このようなエッセイを書き綴ったノートを回覧していました。

 1819年12月にシャルロット・ド・ラトゥールが書いた「花の言葉」( Le Langage des Fleurs )が出版されるとフランスで大ブームとなり、人々が使う様になったようです。

それがヨーロッパに広がり、日本にも伝わりました。

 

  日本に花言葉が入って来たのは、明治初期だと言われています。当初は、輸入された花言葉をそのまま使っていましたが、やがて日本人の風習や歴史に合わせて日本独自の花言葉が形成されたそうです。

 

 因みに、花言葉には2つのパターンがあります。

一つは赤いバラは「情熱」「美」、百合は「純粋」「無垢」などの草花の色や形、植生などから考えられたもの。

そして、それぞれの国の歴史、風習、神話や伝説から生まれ、宗教的な事も関わり、考えられました。それ故、同じ花でも花言葉が全然違う場合があります。

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