「コンビニ」
俺 「母さん おはよう」
母 「おはよう~」
俺 「母さん この頃化粧きつくない?」
母 「そう? 年頃なんだし良いじゃん~」
幾つなんだよ・・・
俺 「それに この頃毎日の様に出かけている様だけど」
母 「そうね アルバイトよ」
俺 「えっ 何のアルバイト?」
母 「恥ずかしい・・・」
俺 「恥ずかしい仕事かよ!」
母 「え~でも ヌードモデル・・・」
俺 「はぁ!」
母 「嘘よ コンビニよ」
ふぅ・・・
俺 「駅前のコンビニ?」
母 「そう 二駅向こうの・・・」
良かった・・・
俺 「また迷惑をかけているんだろ」
母 「迷惑かけてないわよ でも店長が胃が痛いって言ってるだけ」
やっぱり・・・
俺 「今日帰りに寄ってみるよ」
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「いらっしゃいませ~」 お~いるいる
俺 「母さん やってるね」
母 「あぁ 義男 来たの こちらが店長さん」
俺 「母がお世話になっています 迷惑をお掛けしていませんんか?」
店長 「あぁ~はぃ・・・・・大丈夫です・・・」
大丈夫じゃない・・・ 母を見ると知らない顔でレジを打っている
母 「雑誌一点にアイスクリーム一点 これ温めますか?」
母さんそれ・・・アイスクリーム・・・
母 「義男 今日夕飯作れそうにないから おでん買って帰ろうね」
俺 「そうだね 今日彼女も来るって言ってたから多めに買うかな」
店長 「何を入れましょうか?」
俺 「そうだな若い彼女が好きそうなものを詰めてください」
店長 「はぁ自分は彼女がいないので・・・まぁ想像で入れますね」
すると横から母が
母 「店長さんは彼氏がいるんですよ」
はぁ・・・ 母さん・・・クビ決定だ・・・
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俺 「母さん 今日の電車混んでるね
おでんの臭い気になるよ 迷惑かもな・・・」
母 「そうね もう降りるから良いじゃん すみません降ります~」
周囲がよけてくれない
俺 「すみません 降りたいんですけど~」
誰も動こうとしない
母 「すみません おでん 吐きます!」
見事に道が出来たw 匂い付だし・・・
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俺 「母さん おはよう 今日もコンビニ行くの?」
母 「行くよ」
俺 「クビにならなかったんだ」
母 「行くよ おでんを買いに~🎵」
あ~やっぱり("^ω^)・・・