tomshannon’s diary

69歳の爺です、ストレス解消に素直に記したいと・・・

一番は貴女よ

  

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義男 「母さん おはよう」

 母 「おはようってもうお昼前だよ」

義男 「昨夜 飲み会で遅くなったものなぁ」

 母 「長生きするよ~睡眠時間が長い人は」

義男 「そうなんだ」

 母 「そうよ 人生の3分の1は睡眠の時間なんだって」

 

     ピンポ~ン♪

 

 母 「はい 今いませ~ん」

義男 「え~居るじゃん・・・」

 母 「この返事をするとね大体帰ってしまうのよ」

義男 「知り合いだったらどうするの!」

 母 「皆さん私の事を良く知っているから大丈夫」

 

 母 「この間 電話が掛かって来てね・・お父さんかお母さん居ますか?

    ・・って聞くから・・二人とも亡くなっています・・って答えたら

    切れちゃった」

義男 「確かに亡くなっているけど・・・」

 母 「2・3日してまた掛かって来たのよ・・奥様いらっしゃいますか

    ・・って いえ・・今出かけています・・って答えたら切れたのよ

    また2・3日して・・・あぁ家政婦さんですか?・・・って

    いえ・・娘ですけど・・って答えたら切れちゃって それきり~」

義男 「相手も気づくのが遅いよ・・・家にいるといろんな電話も掛かって

    来るんだね」

 母 「そうよ退屈しないわよw 先日もね英語で掛かって来たのよ」

義男 「へぇ・・・珍しいね 母さん英語喋れるんだっけ?」

 母 「少しくらいはね どうも英会話スクールの勧誘だったみたいなので

    英語で応対したのね そしたらすぐ切れたのよ 失礼よねw」

義男 「そりゃそうだ」

 

 母 「そうだ勧誘で思い出した 駅前でねエステサロンの女の子に

    声を掛けられたのよ・・・綺麗な方ですね・・・って」

義男 「その子 目が悪いんだ・・・」

 母 「もう! だから・・・二番目です 一番は貴女よ・・・って言ったら

    赤い顔して走って行っちゃったけど 何か悪い事を言ったかね?」

義男 「いやぁ 大丈夫だと思うよ 母さんらしくて・・・」