手締め
大相撲もいよいよ佳境に入ってきました。
今場所は内容の濃い取り組みが多くて、いつもより面白いと思います。
モンゴル出身の横綱が二人とも、 休んでいるせいでしょうかw
いつも、二敗・三敗すると、モンゴル出身の横綱はお休みになられます。
今更ながら「手締め」って?
もともとは、争い事でもめた者同士が和解する際、お互い物騒な刃物などを持っていない事を示すために指を開いてから拍手したことに始まったようです。
力士が土俵にあがり、蹲踞(そんきょ)をし、柏手(かしわで)を打ち両手を左右に広げるのも同じような意味があるといわれています。
また、無事に物事が終わった時などに「お手を拝借!」の掛け声に続けて「シャンシャンシャン」と手締めの拍手をして解散することが有ります。
売り手と買い手が手締めをしたり、年末の証券取引所の大納会でも手締めで終わるなど、現在でもあちらこちらで手締めの光景を見かけます。すこし意味合いが変わって来ているかもしれませんね。
手締めの打ち方には、三本締めと一本締めがあり、一本締めは三本締めを省略した形式的な手締めだそうです。