「星の瞳☆彡」
散歩の途中で「星の瞳」が咲いているのを見つけた、春先の花なのでまだ早いと思うのですが暖冬のせいなのでしょうか。
聞き慣れない名前だと思いますが、一般的には「オオイヌノフグリ」と言いますが、自分は別名の「星の瞳」という言葉の響きが好きでそう呼んでいます。
道端や原っぱに雑草として、秋に芽を出し冬の間に高さ10~20cmで地面に広がっています。2月頃から花が咲き始め5月頃まで次々咲いて行きます。
5mm程度の花で少し紫色が入ったブルー。日が昇ると開き、夕方にはしぼみ、翌日また開き3日ほど咲きます。春の終わりには枯れ、種で夏を越します。
日本には「イヌノフグリ」があり、オオイヌノフグリは明治維新のころ入っていたようです。
オオイヌノフグリが入って来てからは「イヌノフグリ」が絶滅危惧種になっています、自分たちが目にするのはこの「オオイヌノフグリ」です。
イヌノ=犬の フグリ=陰嚢・睾丸 という意味でイヌノフグリの実が陰嚢に似ているのでこの名が付いた様です。
花言葉 忠実・信頼・清らか
別名 星の瞳・瑠璃唐草(るりからくさ)・天人唐草(てんにんからくさ)
「星の瞳」綺麗な名前ですよね、春の季語にもなっています
『犬ふぐり 星のまたたく 如くなり』
ー高浜虚子ー