tomshannon’s diary

69歳の爺です、ストレス解消に素直に記したいと・・・

招き猫の逸話

      今更ながら「招き猫」って?

 昔から猫は、化け猫伝説があるくらい、不思議な魔力を持つと考えられてきました。

中国の唐から猫が渡来した際、「猫面を洗って耳を過ぎれば、即ち客到る」という言葉も一緒に伝来したと言われています。 

f:id:tomshannon:20200129201636j:plain 『ある日、彦根藩主の井伊直孝が鷹狩の帰りに、豪徳寺(東京都世田谷区)の門前まで来た時、一匹の白猫が現れ、右手を上げて、しきりに寺内の入るように招くので、直孝は誘われるように境内に馬を乗りいれた直後に、激しい雷雨とともに門前に落雷があったというのです。

危うく災難を逃れることが出来た直孝は、その後、荒れ果てていたこの寺に膨大な寄進をし、さらに井伊家の菩提寺としたといいます。

なお、このとき右手を上げて直孝を招き入れた猫の墓は、現在も豪徳寺の墓地の一角に猫観音として供養されているとの事です。また現在も、幸運を呼び込む招き猫伝説の元祖として、門前ではいろいろな張り子の猫が売られていると言う事です。』

 

 『浅草では、駄菓子屋を営んでいた老婆が、あまりに流行らないので店を閉めようかと考えていたある夜の事、年老いた猫が夢に現れて、「こうした格好の置物を作ったら、きっと店は繁盛する」と告げ、右手を上げて人を招くようなしぐさをしたので、「招き猫」を作らせて店に置いたところ、飛ぶように売れだし大儲けをしたという伝説も有ります』

 

 因みに、右手を上げている猫は金運を、左手を上げている猫はお客さんを呼び込むと言われていますね。

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