tomshannon’s diary

69歳の爺です、ストレス解消に素直に記したいと・・・

地鎮祭からの六曜

f:id:tomshannon:20200115203500j:plain

先日、地鎮祭が大安の日に行われていました。地鎮祭 - tomshannon’s diary

少し気になったので・・・

        今更ながら「大安」って?

 冠婚葬祭などの日取りを決めるときに「大安なのでこの日に結婚式をあげよう」とか、葬儀の日を決めるときには「友引なので葬儀を繰り上げよう」などという話はよく聞きます。

 この「大安・友引」などは、古代中国の「六曜」という暦の考え方に基づいていて、三国志で有名な諸葛孔明が、戦いのときに吉兆の日を知るのに利用したことに端を発していると言われています。

 この六曜が日本に伝わり、江戸時代の半ばから急速に広まったそうです。

六曜

先勝(せんしょう・さきがち) 午前が良く、午後は悪い

友引(ともびき) 正午のみが凶

先負(せんぷ・さきまけ) 午前が悪くて、午後が良い

仏滅(ぶつめつ) 一日中凶の日

大安(たいあん) 一日中良い日

赤口(しゃっく・しゃっこう)昼が吉 朝夕は凶で災いに出会いやすい

f:id:tomshannon:20200115203605j:plain この六曜は本来、中国で戦いや争いごとの吉凶の日を占うものでしたが、日本では日常生活全般に用いられるようになりました。

中でも「友引」は、「争い事で、共に引き分けて勝負なし」の意味だったそうですが、文字の連想から「友を引く」との意味に取られ、葬儀などが避けられるようになりました。

  明治時代になり、新暦が採用されると、六曜による吉凶の載った暦注(れきちゅう・暦に注記したもの)は禁止された時期があったそうです。

 現在では長い習慣からか、カレンダーに暦注されている物もありますね。

   f:id:tomshannon:20200110075347g:plain

tomshannon.hatenablog.com