tomshannon’s diary

69歳の爺です、ストレス解消に素直に記したいと・・・

「4月馬鹿」「エイプリルフール」

 4月1日はエイプリルフールですね、嘘をついて良い日ですが今年は心無い人の嘘が出回るのではないかと、嫌な予感がします。

 

 Apri Fool 直訳すれば「4月1日の馬鹿者」「4月1日に馬鹿にする」等です。日本には、大正時代に伝わってきたと言われ「4月馬鹿」という言葉で広まったとされています。

  日本には、元々「不義理の日」という中国から伝わった風習があり4月1日がその日でした。この日は、普段不義理を欠いていた事を詫びたり、最近の様子を尋ねたりする日だったそうです。「4月馬鹿」が広まった事で「不義理の日」は忘れられた様です。

 

 昔のヨーロッパが3月25日を新年として4月1日まで祭りをしていましたが、1564年にフランスの国王シャルル9世がグレゴリオ暦を採用し、1月1日を新年と改めました。

  これに反発した人々が「4月1日は嘘の新年」とバカ騒ぎをし、4月1日に「嘘の新年」を祝いました。しかしシャルル9世はその祝っていた人々を処刑したそうです。

人々は、抗議とこの事件を忘れない為、その後も4月1日には「嘘の新年」を祝っていたようです。

 また、インドの4月1日の「揶揄節(やゆせつ)」や古代ローマの4月1日だけは主人と使用人が入れ替わるというお祭りからエイプリルフールが始まったという説などがあります。

 他にも、色々な説があるようで明確ではない様です。

 

 イギリスに、「オークアップルデー」という王政復古の記念日があります、午前中は忠誠のの証としてオークアップルの実を身につける風習があり、午後にはつけなくても良いというものです。

 この午前中だけという風習が「嘘をついてもよいのは午前中だけで、午後にはネタばらしをする」ようになったのではないかと言われています。

起源も明確でなく、正式なルールーも無いようですね。

 

 「嘘をついても良い日」ですが、人や世間を傷つけず、ユーモアの有る「嘘」で楽しんでほしいものです。

 

 因みに、昆虫などの虫が植物に寄生することによって植物組織が異常発達してできたものを「「虫癭(ちゅうえい)」といい、 オークアップルはタマバチ科のハチがヨーロッパのナラの樹に寄生して出来たものだそうです。

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