失恋記念日
失恋記念日
俺 「母さんおはよう~」
母 「おはよう ねえ貴方のお姉さんが結婚したのよ!」
俺 「はぁ? 誰だよお姉さんって」
母 「クリスタルだよ」
俺 「クリステルだろ 小泉純一郎の受け売りかよ」
母 「ごめん 結婚したのは貴方の進次郎兄さんw」
俺 「俺は一人っ子だろ もういいよ!」
母 「何にせよ おめでたい事よねw」
俺 「そうだな」
母 「なんか記者会見の模様を観て、進次郎さんの言葉尻をとって悪く言っているコメンテーターが居るね」
俺 「そうなん?」
母 「そうなのよ 元知事だか何だか知らないけどぉ~」
俺 「ほっとけばいいよ、TVで何にでも批判して言いたい事を云うのが仕事なんだし」
母 「そうよね 自分の価値観が一番正しいと思っているのよね そう言えば
・・・この禿!・・・って言ってた国会議員さんどうしているかしら?」
母 「ところで義男 この頃あまり出かけないけどデートはしてるの?」
俺 「あぁ 彼女とは別れたよ・・・」
母 「えっ なんで?私には勝てないけど美人だったのに」
・・・母さんのどこが美人なんだよ!
俺 「言いにくいけどさ・・・」
母 「言ってみなさいよ!」
俺 「うん 彼女 妊娠しちゃったんだ・・・」
母 「えっ? おなたの彼女クリステルだったの」
・・・そこは 結びつけるとこじゃないだろ
母 「あなた 無責任じゃない 男として!!!」
俺 「そうだろ情けないよ・・・」
母 「今からでも遅くないわ 行って責任とってらっしゃい!」
俺 「何でだよ・・・俺まだ童貞だぜ・・・」
母 「あらぁぁぁぁぁ ごめんなさいね チェリー食べる?」
・・・ちゃかすなよ!
母 「そうだ 今度の土曜日お父さんの誕生日よ」
俺 「うん 解ってる・・・」
母 「お誕生日のお祝いと 義男の失恋記念日を祝って皆でお食事に行きましょ」
俺 「そんな記念日ないから・・・」
母 「あるのよ 私が乙女だったころに~」
俺 「母さんに乙女の頃が有ったなんて考えられないよw」
母 「お父さん 今度の土曜日 あけといてくださいね」
父 「ああ・・・」
母 「ねえ お父さんプレゼントは何がいい?」
父 「何もいらないよ」
母 「こんなのどうかしら? 頭にリボンをつけて ♡わ・た・し♡ってw」
父 「すまん 脂っこいのは・・・」
母 「なによ もう! じゃぁ 義男の失恋記念日の記念品は何がいいかしら?」
・・・そんな記念日ないから!
父 「それはコンドームに決まってるだろ」
どんな親なんだよ二人そろって・・・