この星を征服するのは簡単だぜ
「おい この青い綺麗な惑星は何というんだ」
「まてよ あ~地球というらしいぜ」
「ちょっと覗いてみるか」
「ああ 寄ってみよう」
「え~ なんだこの星は」
「ほんとだ 知的生物がいるぜ」
「なんだか騒がしい事になっていないか」
「そうだな 新しい細菌に悩まされているようだぜ」
「おい この星を征服するのは簡単かもな」
「そうかな」
「ああ 細菌と闘わなくてはいけないのに 喧嘩をしているんだぜ」
「ほんとだ チャイナウイルスとか言っているおっさんも居る」
「それに 答えてチャイナのおっさんも噛みついているよ」
「お互いに、責任を押し付けている様だな」
「なんだ? こんな時にミサイルで遊んでいる国もあるぜ」
「隣の国のおっさんも、その隣の島国にイチャモンを付けている様だ」
「オイルを減産するとか増産するとかで揉めているところも有る」
「これは ラッキーかもね!」
「ああ さっそく帰ってレポートにまとめようぜ、
意見書も付けてな」
「どんな意見なんだい?」
「・・・地球という星には、争い事を好む生き物が生息していて、
ウイルスと闘っているのだが、そのような時でさえ非難しあっている
生き物です。我々が、地球を侵略するには容易だと思われます・・・
てのはどうだい?」
「お~いいね!」
こうして地球は、他星人に侵略されたのでした。