「猫草」「猫の日」
散歩をしていると、野良猫が雑草を食べていました。そこで「猫草」を思い出しました。
「猫草」は、自分も現役の頃、商品として扱っていました。
実際には猫草という種類の植物はありません。イネ科の若い草の総称として猫草と呼ばれ、主にエン麦や小麦、大麦の若草のことを指します。
草を食ベる事で胃を刺激し、毛づくろいの際に飲み込んだ毛の塊を吐き出すというのは間違いだそうで、草を食べても食べなくても、毛を吐く子は吐くし、吐かない子は吐かない様です。
食べる事によって「すっきりする」「食感が面白い」「暇つぶし」など人間の嗜好品と同じだと言う事です。
猫草は猫の健康のために特に必要なものではないそうです。本来の健康な状態は、草を食べても食べなくても、毛玉は便と一緒に排泄され、草を食べないと体調不良になる猫のほうが心配だそうです。
あげるならば、成長期の子猫にはあげないで、避妊・去勢手術が終わる生後半年以降1年位経ってから上げて下さい。。
また、高齢の猫も消化能力が弱ってきているので、若い頃から習慣化している猫以外は食べさせないのが無難な様です。
因みに、観葉植物をかじる猫がいますが、観葉植物のなかには中毒症状を引き起こすものがあるので注意が必要です。そのような時は、猫草に変えてやる方が良いと思います。
「猫の日」は
2月22日で猫の鳴き声「にゃんにゃんにゃん」の語呂合わせで、愛猫家からの公募で決まったそうです。
猫に関するイベントは、全国各地で行われるそうで、
ここ大阪では2月22日(土)に「猫の日落語会」が繁昌亭で行われ、演目も猫づくしで猫好きの落語家が演じるようです。
東京では、「ねこ休み展 冬 2020」や「ねこまつり at 湯島」などで、神奈川県では「大佛次郎Xねこ写真展2020」が開催されるそうです。