tomshannon’s diary

69歳の爺です、ストレス解消に素直に記したいと・・・

今更ながら「婚姻」って?

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先日、メル友(死語?)の一人からメールが来ていた。

「この春結婚する事になりました」と言う事でした、顔も見た事の無い女性で40歳位の人かと想像していたのですが、31歳だそうです。(ごめんね・・・)何はともあれ、おめでたい事です!!!

       今更ながら「婚姻」って?

 今では男女の恋愛は自由で、結婚も当人同士の意思で決める事が多いと思います。しかし、少し前までは当人同士よりむしろ、家と家の結びつが重要視されていました。

 古くから伝わる結婚のしきたりには、当人たちを祝福するのはもちろんのこと、家と家の新しい結びつきを祝い、両家の家系が子々孫々まで絶える事の無いようにとの願いが込められていました。

 日本の婚姻は、時代により、また身分により様々な形態をとりながら変化してきたようです。

 民俗学者の「柳田国男」氏によると、大きく分けて「婿入り婚」「足入れ婚」「嫁入り婚」の順に変わってきたと言う事です。

「婿入り婚」というのは、源氏物語にも出てくるように、男性が女性の家に通うというものです。「通い婚」「妻訪い(つまどい)」とも言われていたそうです。

そして女性が認めると婚姻成立の祝いなどが、女性の家で行われました。

 次に「足入れ婚」というのがあります。婚姻成立の祝いが婿方で行われた後、嫁になった女性が自分の生家にいったん戻って暮らします。婿は嫁の生家を訪ねる形をとり、一定の時期を経て嫁や子供たちが婿方に移り、一緒に暮らし始めるというものでした。

 戦国時代から江戸時代になると、男性の家に女性が嫁ぐ「嫁入り婚」の形がとられるようになり、現代の結婚式の原型である婚礼・祝言が始まり一般庶民に広まったと言う事です。

 いずれの場合も、婚姻の祝いや儀式などは、婿か嫁の家で行われるのが一般的で、現代のように別の場所を借りて式を行うようになったのは、明治以降になってからの事の様です。

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